設立理念
理事長挨拶
認定NPO法人 健康医療評価研究機構
理事長 大木 孝太郎
誰もが健康であり続けたい、そして、いつでもどこでも質の高い医療を安心して受けたいと願っています。しかし残念ながら、現在、国民の医療への信頼は決して高くなく、不安を抱いている国民も少なくありません。一方、「このままでいいのだろうか?」「変化を起こそう」といった気運が、国民だけでなく、医学界の中にも、ようやく芽生えてきました。私どもは、このような認識のもと独自のミッションとコアバリューを設定し、2003年11月にiHopeを創立しました。
では医療の質や効果をどのように測定・評価すれば良いのでしょうか?医療の質を科学的に測定し、質を改善する方略を考案し、その効果を科学的に評価する研究が必要です。我々iHopeは、このような研究を推進し、発信することを目指して活動してきました。
医療を元気にするには、医療を支える医療者を元気にする必要があります。そのために、iHopeは、医療の質や効果を科学的に評価する臨床研究のリテラシーを医療者に伝えることにより、医療現場で日々努力している医療者のモチベーションを高揚し、活力を与えることも目指した種々の教育事業を展開してきました。
このような理念のもと、我々は以下の具体的なゴールを設定しました。
- 医療に直結する科学的研究を実施し、その成果を発信すること
- 医療に直結する科学的研究のリテラシーを普及させること
- 医療の成果を科学的に評価する指標を開発・普及させること
- そして上記の活動の成果を医療現場や社会に還元すること
このゴールを目指した5年間の活動に対し、先般国税庁より公益性、透明性ともにご評価をいただき、2010年1月に認定NPO法人としての活動を許可されました。今後も、社会に貢献する、質の高い事業を展開していく所存ですので、ご指導、ご支援 を賜りますようよろしくお願い申し上げます。